小さい頃から大好きだった祖母の手づくりコンニャク(日経ビジネスオンライン 12月15日)http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20141211/275031/?P=1
【ポイント】・「いただきます」は肉や魚、野菜などの食材への感謝を意味している。 自分の命のために命あるものをいただくことに対する畏敬の念だ。 「御馳走様」は、冷蔵庫もコンロもない昔、食材を集めるのに奔走して料理を用意してくれた人への感謝の言葉だ。
・コンニャクをつくるのに適した1kgほどの芋の大きさになるまで3年かかる。 毎年、霜が降りる前に全部掘り起こしてムシロの中に貯蔵し、春にその芋を植え直す。 芋から出た新しい茎のことを「キゴ」という。そのキゴをもぎ取って保存し、春に植えると新しいコンニャク芋になる。
・コンニャク芋農家は、収穫した芋を輪切りにして乾燥させて工場に売る。工場では集めた芋を粉砕して製品にする。 コンニャクは群馬の特産物である。 2013年の群馬県のコンニャク芋の収穫量は約6万5000トン。実に全国の約92%を占めている。