奈良の「おふさ観音」で”風鈴まつり”が開催されます。(7/1~8/31)

風鈴を通して涼やかな気分になる…

先人たちの知恵の素晴らしさ、現代人にはない心の豊かさが感じます。

今の私たちにも必要な発想ではないでしょうか。

おふさ観音の風鈴まつりのホームページを見ますと

涼やかで上品な風鈴の音に、しばし熱暑も忘れる。

おふさ観音の境内には2,500を超える風鈴が吊り下げられ、それらが夏風に揺られて、涼やかな音色を一斉に奏でる様子は、まさに圧巻。味わった人にしか分からない感動があります。

また、日本各地から集められた風鈴の展示会や即売会、幻想的な風景が魅力の「夜まつり」などが行われます。

2003年から始めたこの催しは、おかげさまで、今や大和の夏の風物詩として知られるようになり、各地からたくさんの方々が訪れます。

風鈴祭の由来

その昔、おふさ観音の地元では、夏に厄払いのお参りをするという風習がありました。

冷蔵庫やエアコンのなかった当時は、夏になると食あたりを起こしたり、暑さで体力が落ちて病気になったりすることが多かったようです。

おふさ観音は、もともと身体の健康を授けるお寺ですから、無事に夏を乗り切れるようにと厄払いをされたのでした。

その流れから今日も、毎年、夏になると多くの方がご祈祷やお参りに来られます。

そこで、せっかくだから皆様に夏を心地良く感じていただける方法はないかと考え、夏の風物詩である風鈴に思い至りました。

風鈴の起源は「風鐸」といって、古代中国で、寺の軒先に吊り下げた小さい鐘のようなものです。風に揺られて鳴る音で、魔除けになるとされました。

これが日本に仏教伝来と共に伝わり、平安貴族たちが自分の家に吊ったのが風鈴の始まりだそうです。

このような言われからも、風鈴はお寺の行事にふさわしいものだと考え、境内いっぱいに風鈴を吊り下げたのが「風鈴まつり」の始まりとあります。

風流を感じる場所に出かけられてはいかがでしょうか…!

http://asokan.jp

おふさ観音の風鈴まつりのホームページ

http://www.ofusa.jp/furin.html