アジア太平洋11か国の旅行者意識、日本は「安心感」で最下位、最大の懸念は「病気になること」
(トラベルボイス 2022年7月15日)
https://www.travelvoice.jp/20220715-151651

【ホッシーのつぶやき】
アジア・オセアニアの11カ国・地域における「旅行に対する安心感指数」によると、「今後12ヶ月のうちに旅に出かけるつもり」は平均で76%、インドが最高で86%、ベトナム、中国と続き、日本は62%で最下位ですが、62%も旅行に出かけたい人がいます。
日本人は「国境を開くことについて不安」(75%)、「海外からの旅行者の安全な受け入れ体制」(82%)が上位を占め、コロナの感染への恐怖が染み付いてしまったようです。

【 内 容 】
オンライン旅行ブッキング・ドットコムは、アジア太平洋地域を対象とした「APAC旅行態度指数(APAC Travel Confidence Index)」調査を実施し、その結果を明らかにした。この調査は、11カ国の旅行者の感情や旅への安心感の違いを調べたもの。調査は2022年4月~5月にかけて実施された。

APACの旅行に対する安心感の平均指数は76%。最も高い安心感を示した旅行者が多い国のはインドで、86%が「今後12ヶ月のうちに旅に出かけるつもりだ」と回答。ベトナムと中国が続いた。日本については、回答者の62%が「今後12ヶ月のうちに旅に出かけるつもりだ」と回答したものの、11カ国中最下位となった。

また、旅への障害については、APACでは「費用」(38%)が最も多く、続いて「隔離されることへの恐怖」(37%)、「頻繁に変わる国境規制の影響で身動きが取れなくなる可能性」(37%)が挙げられた。日本に限ると、最も多かった答えは「病気になることへの不安」で47%を占めた。次が「費用」で39%。

旅行において「各種の混乱や障害はつきものであると思うか」という問いに対しては、日本では約半数(47%)、韓国でも32%の回答者が「いいえ」と回答。その他の国と比べて高い割合となり、障害が発生する可能性が高いことが、日本の旅への意欲や安心感の低さにつながっている可能性があることがわかった。