ウェディングの平均消費額は3500万円、訪日インド人の誘客を目指し沖縄でセミナー開催
(やまとごころ 2019.03.15)
https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/pickup/30900/

インドの経済発展が取り沙汰され、訪日するインド人も伸びている。
インドでは海外でのリゾートウェディングが人気を集めている。インドの結婚式は100名~数百名単位の招待者を同行し、盛大に行うことから、経済波及効果も高いとしている。
2~3日間通して式を挙げ、平均招待客は約150人、平均消費額は約3500万円に達するという。
海外リゾートウェディングに人気の、タイやインドネシアなどに負けない魅力づくりが鍵となる。

【ポイント】
沖縄で開催された「インド市場の旅行動向セミナー」のレポート。

世界2位の人口で経済成長が著しいインドでは近年、海外でのリゾートウェディングが人気を集めている。
JNTOによると、インドの結婚式は100名~数百名単位の招待者を同行し、盛大に行うことから経済波及効果も高いとしている。
海外リゾートウェディングの行き先はタイやインドネシアなどが人気で、2~3日間通して式を挙げ、伝統的な音楽や踊りの他にビーチでのナイトパーティーなどを開く場合もあるという。
平均招待客は約150人で、平均消費額は約3500万円に達するという。

沖縄のOCVBは3月2~5日にインドからウェディングプランナーを招聘し、沖縄各地のウェディング施設を視察してもらった。
ビーチの美しさや施設の充実度に加え、沖縄の人の温かいおもてなしが高評価を得た。
結婚式に参加する大人数の客の中には、ヒンズー教徒やベジタリアンなども多いため、それぞれの制約に応じた食事の提供が成功のカギを握るとの指摘された。

インド人は海外旅行の際に安心・安全に敏感であり、今後インドにおける知名度が上がれば、ウェディングだけでなくMICEやハネムーン、個人旅行なども取り込めるポテンシャルがあるとの見解を示した。