国道交通大臣が語る今後の観光の課題
(MATCHA週間NEWS 2014年11月19日)
https://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin241115.html
【ホッシーのつぶやき】
国土交通省の中野大臣の就任会見で、インバウンドは三大都市圏への集中、オーバーツーリズムに言及。2024年1月〜9月までに外国人旅行者数累計2700万人、旅行消費額5.9兆円になったが、宿泊者数の71.5%、旅行消費額の75.6%が三大都市圏に集中し、オーバーツーリズムの懸念を表明し、抑制策と地方分散の必要性を言及している。
地方分散を呼びかけても効果は薄い。地方の魅力発信に努める以外にないのだろう。認知が進めば地方訪問は伸びる。そのための魅力の磨き上げに期待したい。
【 内 容 】
国土交通省の中野大臣が、就任に伴い11月15日に記者会見を行いました。その中で、2024年1月から9月までに訪日外国人旅行者数が累計約2700万人、旅行消費額が約5.9兆円とインバウンド市場が過去最高のペースで順調に推移している一方で、今後の課題として三大都市圏への集中やオーバーツーリズムに言及しました。
宿泊者数の71.5%、旅行消費額の75.6%が三大都市圏に集中しており、地方への分散が進んでいない状況と、特定の地域や時間帯にはオーバーツーリズムの懸念があることを述べました。この課題を解決するため、国土交通省として地方への滞在促進のためのコンテンツ造成、オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた施策の支援等、持続可能な観光立国の推進に向けた取り組みを進めているとのことです。
観光の地方へと分散が進み、オーバーツーリズムが解消されることは、訪日客にとっても地域住民にとっても、観光がより持続可能な産業になることにつながります。その実現に向けて、官民で連携して取り組んでいきたいですね。
インバウンド政策について記者会見 2014年11月15日
https://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin241115.html