インバウンド向けアプリ「Suica」が誕生へ、チャージから決済、タビナカ情報まで、新幹線eチケットも
(トラベルボイス 2025年2月19日)
https://www.travelvoice.jp/20250219-157204
【ホッシーのつぶやき】
インバウンド向け「Suica」が誕生した。交通系ICカードのインバウンド利用も時間の問題と思っていたがやっと誕生した。これで切符購入から経路検索、電子マネー決済へと幅が広がる。今後は寺社仏閣のチケット購入や入退場と幅が広がるだろう。
ナビタイムもバス停や駅掲示板を撮影することで行き先を確認できるようになるようだ。
【 内 容 】

JR東日本は、2025年3月6日に訪日外国人向けアプリ「Welcome Suica Mobile」をリリースする。このアプリでは、駅で窓口や券売機に立ち寄ることなく入国前後のアプリ操作のみでSuica発行やApple Payに登録したクレジットカードでのチャージを可能に。また、鉄道やバスをはじめとした交通機関や買い物で利用することもできる。
電子マネー決済に加えて、観光情報や乗換案内も提供。全国の観光情報や乗換案内、列車運行情報などの検索も可能になる。
2025年秋には、「JR-EAST Train Reservation」と連携し、「成田エクスプレス」や特急「富士回遊」など訪日客に需要の高い列車が利用できる「在来線特急のチケットレスサービス」、JR東日本の新幹線や特急列車の指定席をチケットレスで利用できる「新幹線eチケットサービス」も提供する予定。
さらに、2026年春には、成田空港方面や鎌倉方面への列車などに連結される「普通列車グリーン車」への乗車に必要な「普通列車グリーン券」の購入機能も追加する。
ナビタイム、訪日客向けアプリで、バスや電車の行き先確認できる新機能、電光掲示板を撮影、生成AIが経路を判定
https://www.travelvoice.jp/20250219-157202
ナビタイムジャパンは、訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」で、バス停や駅の電光掲示板を撮影することで、バスや電車の行き先を確認できる新機能の提供を開始した。

ナビタイムジャパンは、訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」で、バス停や駅の電光掲示板を撮影することで、バスや電車の行き先を確認できる新機能の提供を開始した。
この機能は、生成AIによる画像認識技術を活用し、アプリのルート検索結果と、バス停や駅の電光掲示板などの行き先情報が一致しているかを確認できるもの。ルート検索結果からカメラを起動し、バス停などを撮影すると、生成AIが経路を推定し、検索結果の路線と合致しているかを判定。ユーザーの現在地やダイヤに基づいて、複数の路線や行き先の違い、停車パターンなども考慮する。
正しい場合は、該当時刻が黄緑色になり、乗車のアイコンが表示。異なる場合は、乗車予定の路線が含まれないことが表示される。
バス停のほか、バスの車体(前後および側面)に付属する電光掲示板や方向幕、電車や新幹線の電光掲示板などの行き先表示にも対応する。
多言語表記に対応していない地域、特に訪日客に人気の高まる地方部で、インバウンドに対して公共交通の利便性を向上させることが期待される。
