クローズアップ現代『“SHOGUN”大ヒットのワケ JAPANコンテンツ新時代』
(NHK 2024年9月11日)
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4939/
【ホッシーのつぶやき】
今日9月16日、米エミー賞の発表があります。真田広之さんが主演した「SHOGUN」が史上最多の受賞になりそうです。関係者の方に心から祝福を送ります。
これまでハリウッドも人種差別も激しく、主演俳優は白人が9割を占めたといいますが、最近は多様性重視に変わったといいます。さらにアメリカのエンターテイメント社会を変えたのがパンデミックです。巣ごもり需要でストリーミング配信が急増し、海外の映画を字幕視聴することが一般化していったといいます。
これらは今後、インバウンド観光に求められるものも大きく変っていきそうです。
【 内 容 】
米エミー賞(TV界のアカデミー賞)で史上最多14部門受賞した「SHOGUN」。
16日の発表で作品賞、主演男優・女優賞など主要部門の受賞も期待されている。
日本が舞台の作品が世界で注目を集めるカギは「本物へのこだわり」。俳優以外にも、衣装、殺陣(たて)など、裏方にも多くの日本人が参加。リアルさの徹底追求が高い評価につながったという。ハリウッドの最新事情の分析とともに、JAPANコンテンツが世界で飛躍するためのヒントを探る。
Disney+(ディズニープラス)にて独占配信中
全10話
原作はジェイムズ・クラベルの小説「SHOGUN」。
1980年にアメリカで三船敏郎が出演してドラマ化され、驚異的な視聴率をたたき出し“ショーグン現象“と呼ばれる日本ブームを巻き起こした。
天下分け目の戦い”関ヶ原の合戦”の1600年代を舞台にした戦国スペクタクル時代劇。
主演とプロデュースを果たした真田広之さん。そして戸田鞠子役のニューヒロイン、アンナ・サワイさんの活躍がありました。
これまでのハリウッドは人種差別も激しく、2011年の主演俳優は白人が89.5%でしたが、2017年には、日本アニメ「攻殻機動隊」がハリウッドで実写化された時も白人が主演を演じたため「ホワイトウォシング」(非白人の役を白人俳優が演じる)ではないかと問題になったりして、ハリウッドも多様性重視に変わっていった。
アメリカのエンターテイメント社会を大きく変えたのがパンデミック。巣ごもり需要でストリーミング配信が急増し、アメリカ人が海外の映画を字幕視聴することが一般化していった。またアメリカの人口構造の非白人化が進んだことも背景にあるという。