普段使いの化粧品が多数ランクイン、ドラッグストア2019年6月のインバウンド消費動向を発表
(やまとごころ 2019年8月2日)
https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/pickup/33569/

ドラッグストア1店舗における、インバウンドの6月の売上金額は前年比で20%減少。
買物のニーズが「大量のお土産」から「自分が使いたい商品」に変化していることが、化粧品であり、洗顔料に人気が集まっているようです。
自国でも容易に購入できるようになれば、消費の動向も変わっていきます。
それにしても化粧品は強い!

【ポイント】
全国ドラッグストアのPOSデータから2019年6月のインバウンド消費動向調査を発表した。
JNTOによると、6月の訪日外国人数は前年同月比6.5%増の288万人で、6月として過去最高を記録したが、ドラッグストアにおけるインバウンド消費1店舗あたりの売上金額は前年同月比で20.1%減少し、マイナス傾向が続いている。

1レシートあたりの購買単価は、同6.8%増の16,116円だったものの、1店舗あたりの購買件数が25.2%減少したことが大きく影響しているとみられる。

売上個数ランキングでは、「キュレル 泡洗顔料」が過去最高の2位に上昇。
化粧品が上位30位の半分近くを占め、今年に入り最も多い14商品がランクインしている。
訪日リピーターが増え、買物のニーズが「大量のお土産」から「自分が使いたい商品」に変化していることが、洗顔料の人気にも影響していると考えられる。
自分用商品の代表格である化粧品は、インバウンド消費の重要なアイテムとして今後の動向が注目される。