家計消費、ネット購入での支出のトップは「旅行関係費」、2018年は年間3万7000円 ―総務省・家計消費調査
(トラベルボイス 2019年7月4日)
https://www.travelvoice.jp/20190704-133894

2人以上世帯のネットショッピング利用率は39.2%。10年前が16.3%だというから大きく上昇している。
1カ月の支出金額は前年比19.1%増の1万2610円。旅行関係費が24.4%で最も高いという。
確かにホテルの検索、パック旅行の検索など圧倒的にネットが便利だ。しかし旅先での感動や楽しみはネットで分かる訳でなく、一番の旅行の楽しみ方は、旅なれた知人の案内で巡る旅かなあ…

【ポイント】
2018年の家計消費状況調査によると、2人以上の世帯におけるネットショッピング利用率は39.2%で、10年前(16.3%)に比べ22.9ポイント上昇した。
1カ月平均の支出金額は前年比19.1%増の1万2610円。
旅行関係費が24.4%で最も高く、ネットショッピングにおける旅行の比率が高い。

2018年の1カ月平均のネットショッピング支出のうち、宿泊料、運賃、パック旅行費の合計である旅行関係費は3083円。2017年の2429円より26.9%増となった。
年間換算すると、約3万7000円の旅行商品をネットで購入していることになる。

ネットショッピング支出金額はすべての項目で増加しているが、旅行関係費の伸び率が最も高い。
ほかでは、書籍、音楽・映像ソフト、パソコン用ソフト、ゲームソフト、デジタルコンテンツ、チケットの合計である教養関係費が22.6%増。
旅行とエンターテイメントの親和性に着目したオンラインでの仕掛けも今後の商戦の鍵を握りそうだ。