外国人観光客向けの「二重価格」に賛否両論、「賛成」が6割、若い世代ほど国内旅行の意識が高まると回答
(トラベルボイス 2024年2月27日)
https://www.travelvoice.jp/20240227-155189
【ホッシーのつぶやき】
外国人観光客向けの二重価格に「賛成」が29%「やや賛成」が29%と6割が賛成しており、若い世代ほど高い。
私はある意味賛成で、ある意味反対だ。正直、モヤモヤしている。
オーバーツーリズム対策などの経費を外国人が一部負担するべきではないかと思うとともに、外国人に理解されない値上げには反対だ。この議論は宿泊税などでも議論されているが、もっと抜本的に見直した方が良いとの意見だ。
【 内 容 】
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティマーケティングは、外国人観光客向けに商品やサービスの価格を現地居住者向けより高く設定する「観光における二重価格」に関する調査を実施した。
それによると、観光における二重価格を「知っている」(17.8%)、「聞いたことがある気がする」(24.4%)を合わせた認知率は42.2%。もしも国内の観光分野で二重価格が設定された場合、「賛成する」が29.4%、「やや賛成する」が28.9%となり、合わせて全体の約6割が賛成と回答した。 年代別で見ると、60代では反対派が51.0%となり、他の年代と比較して高くなった。
「二重価格」が設定される場合の賛否|年代別
また、二重価格が設定された場合、国内旅行をする意識は高まるかどうかを聞いたところ、全体では「高まる派」は39.2%。年代別では10代と20代の約半数が「高まる派」となった。さらに、国内旅行をする機会や選択肢が増えるかについても、年代が低いほど「増えると思う」が高く、10代では52.5%となった。
二重価格が設定された場合、国内旅行をする意識は高まるか
このほか、二重価格設定による外国人観光客の日本訪問への影響について、55.6%が「影響を与えると思う」と回答。二重価格が設定される場合のサービスや特典については、「多言語対応」「観光案内」「公共交通機関の一部代金補助」「ポイント還元」「日本の記念になるような特典進呈」「説明や接客が料金に含まれていると思ってもらえるおもてなし」などが挙がった。