大学生のライフスタイル調査、キャッシュレス決済利用は低水準、サブスク利用は動画と音楽配信で4割に
(トラベルボイス 2020年4月1日)
https://www.travelvoice.jp/20200401-145788

大学生の決済で「最もよく利用する」は「現金」68%で、現金主義の傾向は大学生も同じようだ。
「最も利用したい」では、 「カード」34%、「スマホ決済」30%、「現金」36%と、キャッシュレス決済が伸びる傾向を示している。
新型コロナで、現金授受による感染もあるので、キャッシュレス決済がさらに伸びる可能性もある。
「最も信頼度が高いメディア」は8年連続で「新聞」31%だというが、情報源として「最も利用しているメディア」は「インターネット」88%だった。

【ポイント】
2021年卒業予定の大学生・大学院生を対象としたキャッシュレス決済で「最もよく利用する」は、「現金」の67.6%(前年比11.3ポイント減)、「カード」の23.2%(同3.7ポイント増)で、スマホ決済アプリは9.2%(同7.6ポイント増)だった。
「最も利用したい」では「キャッシュレス決済」は30.1%(同20.2ポイント増)と前年の約3倍となり、 「カード」の34.2%(同3.2ポイント減)と合わせて64.3%がキャッシュレス決済を希望し「現金」の35.7%(同17.0ポイント減)を越える結果となった。

「動画配信」「音楽配信」は男女とも利用率が4割を超えているものの、 他のサービスはそれほど普及していないことが分かった。
「利用したことがある」に「やってみたい」を加えると、女子の4位に「洋服」(42.9%)、 5位に「コスメ」(38.8%)が入った。 「コスメ」は現在の利用率が7.7%と少ないが、「やってみたい」割合は38.8%と高く、 今後の普及の期待が高い。

「Instagram」は、男子が56.7%(同7.8ポイント増)、 女子が80.2%(同7.9ポイント増)で、「Facebook」を、 男子 14.0%(同5.0ポイント減)、女子13.0%(同5.9ポイント減)と減少幅が大きいようだ。
男女ともに「Twitter」はわずかに減少し、女子では76.4%(同1.2ポイント減)となり、 初めて「Instagram」の割合を下回った。

「最も信頼度が高いメディア」は8年連続で「新聞」で30.5%( 同3.1ポイント減)となったが、 その割合は14年卒の調査開始以来、 最も低い結果となった。
情報源として「最も利用しているメディア」は、「インターネット」が 87.8%( 同2.5ポイント増)となった。

「マイナビ 2021年卒 大学生のライフスタイル調査<日常生活編>」の結果。