ポスト万博の大阪市はニシとヒガシの「東西軸」で発展 ベイエリアから中之島経て大阪城へ
(トラベルボイス 2025年2月22日)
https://www.sankei.com/article/20250222-XNWWVTOPGRJKPP6PKC7Z4ZS5TA/

【ホッシーのつぶやき】
大阪の都市計画は鉄道網を南北に完成させ、東西網を構築させてきた。
東西網には大阪港、海遊館、USJなど集客施設が作られ、埋め立地にはWTCなどのビルが建ち、フェリーターミナル、さらに夢洲を開発することになった。当初、夢島はオリンピック開催を目指し、今、大阪関西万博が開催されるに至る。
大阪を発展させるためには東西軸をさらに開発する以外にない。これが大阪市の基本計画で、今後のさらなる発展を願うばかりだ。

【 内 容 】

大阪市は「東西軸」の発展を目指す!

2025年大阪・関西万博は22日で開幕まで50日となった。梅田を中心とする繁華街キタから難波周辺のミナミに至る南北ルートを軸に発展してきた大阪市は万博を機に、新たに人工島・夢洲(ゆめしま)などのベイエリアを含む東西の軸を加えて成長を目指す。

市西部のベイエリアには、テーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)や海遊館、観覧車がある天保山エリアなどの観光資源が集まる。万博跡地開発や統合型リゾート施設整備を控える夢洲には集客のハブ機能が求められる。

東西を結ぶ中之島地域では、医療機関や新興企業などが再生医療の産業化を目指す未来医療国際拠点「Nakanoshima Qross」(中之島クロス)が昨年6月に開業した。万博開幕直前の今年4月6日には船着き場「中之島GATEサウスピア」がオープンし、水上交通発展に期待がかかる。

大阪城公園周辺の市東部地域では、難波宮跡公園と一体となった商業施設「なノにわ」が3月に開業。今秋には約6千人の学生や教職員が通う大阪公立大森之宮キャンパスが誕生する。

万博後は、空飛ぶクルマがベイエリアを含む市内4カ所を結んだルートを飛行することも構想されている。(藤谷茂樹)