官公庁・自治体への転職意向、関心が高いトップは「観光企画・マーケティング」、2位は「地方創生」
(トラベルボイス 2022年11月22日)
https://www.travelvoice.jp/20221122-152420

【ホッシーのつぶやき】
転職へのアンケートで「官公庁・自治体への転職に興味がある」が63%と人気だ。「安定した収入」が66%と1番の理由で、「観光企画・マーケティング」が41%とトップの人気だという。
自治体は部署にもよるが頻繁に人事異動がある。異動の功は「いろいろな部署で新しい仕事を覚え、他部署に活かす」ことだが、罪は「短期異動のため腰を据えた仕事がしにくい」構造にある。
「観光企画・マーケティング」や「地方創生」に夢を持ち、公務員になり、若い力が自治体を変えることを願いたい。

【 内 容 】
人材採用のエン・ジャパンは、運営する「エン転職」と「AMBI」で、サイトを利用しているユーザーを対象に「官公庁・自治体への転職」についてアンケートを実施した。調査は2022年9月28日~10月26日に実施。1万3613名から回答を得た。

その結果によると、63%が「官公庁・自治体への転職に興味がある」と回答。年代が上がるほど関心が高まる傾向にあり、興味をもつ理由の上位は「安定した収入」(66%)「仕事を通じた社会貢献」(50%)が挙げられた。

官公庁・自治体への転職で興味のある分野トップ3は、「観光企画・マーケティング」(41%)、「地方創生」(37%)、「教育」(26%)。男性では「地方創生」(41%)が最も高く、女性では「観光企画・マーケティング」(47%)がトップとなった。

また、雇用形態については、50代以上では「雇用形態にこだわらない」が世代別で25%と最も高く、「任期付き職員」でも22%と高くなった。

官公庁・自治体へ転職するにあたって不明・不安な点については、第1位は「仕事に関する情報が少ない」(59%)だった。また、男女間では「テレワーク・時短など働き方の柔軟性」(男性:22%、女性:37%)で15ポイントの差が開くなど、女性は男性に比べ、「働き方の柔軟性」に関心・不安が高い傾向が表れた。

このほか、約8割が「官公庁・自治体での外部人材登用に賛成」と回答した。