グーグル、新型コロナ自粛中の「余暇の過ごし方」検索動向を分析、国内旅行の検索量に変化なし、「キャンプ」は上昇
(トラベルボイス 2020年4月1日)
https://www.travelvoice.jp/20200401-145847

新型コロナウイルスの影響でGoogle検索も変化している。
「海外旅行」は急減しているが、「国内旅行」は例年並みで「キャンプ」の検索が上昇基調だという。
外出自粛の影響で、「ゲーム」「漫画」「家の中でのエクササイズ需要」「ビリーズブートキャンプ」などの検索が増えているという。

【ポイント】
新型コロナウイルスの脅威が世界中で高まるなか、2020年3月22日までのデータをもとにしたGoogleトレンドなどの検索動向をまとめた。
「旅行」については、「海外旅行」に関係する検索が急激に減少する一方、「国内旅行」は、例年とそこまで変わらないという。

また、国内旅行のなかで「キャンプ」の検索が上昇傾向。
インバウンド旅行者や日本からの海外旅行は厳しい状況だが、外出が難しいながらも日本人の国内旅行、混雑を避けた環境を意識した旅行の計画が見てとれる。

2月は「室内でどのように過ごすか」を意識した検索が高まる傾向にあったが、今年は感染予防という要因もあり、「ゲーム」「漫画」といったコンテンツを探す傾向がより高まった。

さらに「家の中でのエクササイズ需要」の高まりを挙げている。
リモートワークや外出自粛の影響で、運動不足を感じる人が多いためか、「バランスボール」の検索が増加。以前人気を博した「ビリーズブートキャンプ」も、YouTube 検索で上昇している。