【データ】「個人旅行解禁後の日本への旅行計画」に関する調査
(観光経済新聞 2022年10月9日)
https://www.kankokeizai.com/【データ】「個人旅行解禁後の日本への旅行計画/

【ホッシーのつぶやき】
日本の個人旅行解禁を知っている外国人は75%。「すでに日本旅行の計画を立てた」26%「次の旅行先は日本と予定」46%「日本を次の旅行先の候補」23%で、訪日旅行に前向きな人は94%になるといいます。
外国人の心配事は「マスク着用ルール」が多いようです。「訪日中にコロナ感染した場合」や「病気を撒き散らす外国人だと思われたくない」などの声もあるといいます。

【 内 容 】
Tokyo Creativeは9月26日、『新型コロナウイルス水際対策を大幅緩和し10月を目途に個人旅行客の入国を解禁する方針』を受け、⽇本以外の国在住かつ日本以外の国籍をもつ外国人558人を対象に「個人旅行解禁後(2022年10月以降)の日本への旅行計画」に関する調査を実施しました。

※ 回答サマリー
・2022年10月を目途に個人旅行が解禁になることを知っている外国人は8割以上
・すでに日本旅行の計画を立てた外国人は約3割
・約半数が次の旅行先は日本と決めている
・94.1%の外国人は、発表を受け日本旅行を検討している
・訪日予定の外国人は、日本は外国人旅行客を“歓迎ムードかどうか”が気になっている
・引き続き、日本独自の「マスクルール」は懸念ポイント

※ Tokyo Creativeとは
地方自治体・DMOの観光戦略をはじめ、動画に紐づく施策を、日本人・外国人の“両目線”で⽴案・企画・実⾏しています。企画・監修した福島市のプロモーション動画は『クールジャパン動画コンテスト2021』地方自治体部門の奨励賞を受賞し、三重県赤目四十八滝の外国人向けプロモーション動画は30万回再生を突破するなど、これまで100社を超える地方自治体や企業などのサポートで培ってきたノウハウと、自社で抱えている日本最大級である在日外国人インフルエンサーに紐づく約1,700万人の日本好き外国人コミュニティを活用し、成果につながる支援を可能にしています。

<すでに日本旅行の計画を立てた人の声>(一部抜粋)
・今年のクリスマスや新年あたりに訪問しようと思っている。(ニュージーランド 女性 25-34歳)
・12月の日本行き航空券を予約しました。(ドイツ人 男性 25-34歳)
・2023年10月に沖縄を訪れる予定です。(アメリカ人 女性 45-54歳)
・2023年1月に開催されるロックコンサートに行く予定です。(オーストラリア人 男性 55-64歳)

<すぐに日本に行こうとは思わない人の声>(一部抜粋)
・コロナにより物価が高騰してしまい、旅行どころではない。(イギリス人 19-24歳)
・日本旅行中にコロナに感染した場合の対応を様子見してから。(ギリシャ人 男性 35-44歳)
・マスク着用ルールがもう少し緩和されるまで。(マレーシア人 男性 25-34歳)

Q3 日本旅行をする際に気になることはありますか?(自由記述・一部抜粋)
・特定の場所を訪れるための制限があること。私の最後の旅行中(2020年3月)、博物館や観光地が閉鎖されていたことを除き、すべてが普通でした。(オランダ人 男性 25-34歳)
・日本人に怖い、病気を撒き散らす外国人だと思われたくないからです。(スウェーデン人 男性 35-44歳)
・日常生活のマナーとエチケットを心配しています。(オランダ人 男性 25-34歳)
・外国人観光客が来ることを楽しみにしていない人がいるのではないか。マスク着用ルールの現状を少し心配しています。(アメリカ人 女性 25-34歳)

※ 結果
「知っている人」が75%と大多数を占め、日本の個人旅行解禁が広く外国人に周知されていることが判りました。「すでに日本旅行の計画を立てた」と回答した人は、全体の約3割もいることが判りました。また「次の旅行先は日本」と回答した人は約半数、「日本を次の旅行先の候補」と回答した人は約2割で、日本旅行に前向きな人は全体の9割超で94.1%と判明しました。
日本への旅行に対して前向きに検討している人が多い一方で、日本旅行の懸念点として「マスク着用に関するルール」や、「観光客の訪問を歓迎してくれるのか︖」「日本人の外国人旅行客に対して持っているイメージ」などが気になるといった意見も多数見受けられました。今後、訪日観光客に向けた受け入れ態勢や施策を考えていくには、こういった新しい課題への意識も重要になっていくと感じています。

※ 調査概要
調査テーマ︓「個人旅行解禁後の日本への旅行計画」に関する調査
調査対象︓⽇本以外の国在住かつ⽇本以外の国籍をもつ外国⼈558⼈
調査期間︓2022年9⽉16⽇〜9⽉20⽇(日本時間)
調査⽅法︓Tokyo Creative コミュニティへのインターネット調査(質問と回答ともに英語使⽤)

※ 記述統計
性別とその人数:男性(311)、女性(239)、選択なし(8)
年齢とその人数:18歳以下(7)、19-24歳(67)、25-34歳(296)、35-44歳(140)、45-54(26)、55-64歳(17)、65歳以上(5)
国籍とその人数:
アイルランド(7)、アフリカ(3)、アメリカ(162)、アルゼンチン(3)、イギリス(70)、イスラエル(2)、イタリア(8)、インド(3)、インドネシア(3)、エクアドル(1)、オーストラリア(40)、オーストリア(7)、オランダ(16)、カナダ(45)、ギリシャ(5)、コロンビア(1)、サウジアラビア(1)、ジャマイカ(2)、シンガポール(7)、スイス(3)、スウェーデン(9)、スコットランド(3)、スペイン(8)、セルビア(1)、チェコ(3)、チリ(2)、デンマーク(1)、ドイツ(46)、トルコ(3)、ニュージーランド(15)、ノルウェー(3)、ハンガリー(2)、フィリピン(8)、フィンランド(5)、ブラジル(3)、フランス(12)、ブルガリア(2)、ベトナム(1)、ペルー(1)、ベルギー(7)、ポーランド(4)、ポルトガル(9)、マルタ(2)、マレーシア(2)、メキシコ(7)、モルドバ(1)、ルーマニア(3)、ロシア(1)、韓国(1)、中国(3)、南アフリカ(1)
居住国とその人数:
アイルランド(6)、アメリカ(164)、アルゼンチン(2)、イギリス(75)、イスラエル(2)、イタリア(6)、インド(3)、インドネシア(2)、オーストラリア(48)、オーストリア(7)、オランダ(17)、カナダ(47)、ギリシャ(4)、コロンビア(1)、サウジアラビア(1)、ジャマイカ(1)、シンガポール(7)、スイス(2)、スイス(3)、スウェーデン(6)、スウェーデン(4)、スコットランド(4)、スコットランド( 9)、スペイン(6)、セルビア(1)、チェコ(2)、チリ(2)、デンマーク(1)、ドイツ(44)、トルコ(3)、ニュージーランド(14)、ノルウェー(3)、ハンガリー(2)、フィリピン(9)、フィンランド(5)、ブラジル(3)、フランス(9)、ブルガリア(1)、ベラルーシ(1)、ペルー(1)、ベルギー(9)、ポーランド(3)、ポルトガル(6)、ポルトガル(2)、マルタ(2)、マレーシア(1)、メキシコ(7)、モルドバ(1)、ルーマニア(3)、韓国(3)、中国(1)