え? 日本では観光名所でも「無料で入場できるって本当?」=中国メディア
(Searchina 2019-02-28)
http://news.searchina.net/id/1676142?page=1

日本の寺は入場料を取らないところが多いが、中国人は驚きだという。
適切な維持管理ができるのであれば入場料も無料に越したことはないが、補修費用も膨大な額になり、入場料を取っている神社仏閣も数ある。
中国では、保全するのに入場料を取るのは当たり前という。

【ポイント】
国外旅行を楽しむ中国人は増加している。特に、2月4日から10日にかけての春節期間中にも多くの中国人が来日したことだろう。
中国には様々な世界遺産を始め世界に誇るすばらしい観光地が複数あるが、基本的に高い入場料を支払う必要があるが、日本は無料開放されている観光地が多いことが中国人にとっては驚きだという。

中国メディアの今日頭条は、「東京で1391年もの歴史のあるお寺」として、浅草寺が無料で開放されていることを紹介している。
東京で最も古いお寺は「浅草寺」であり、その歴史は西暦628年にまで遡ることができる。境内には本堂のほかにも日本で二番目に高い「五重塔」や「雷門」などの建物があり、参道にはお土産や軽食を提供しているお店がたくさんあり、国内外からの観光客で賑わっている。驚くべきは入場料が「無料」であることだと強調した。

中国にも様々な観光名所がある。だが、その多くは高額な入場料が必要であるなか、日が無料で解放していることに驚く中国人は多い。
中国では歴史のある建造物を残すのではなく、取り壊して歴史がある風に再建して観光地化することもよくなされている。

浅草寺も過去に焼失し再建されたものではあるが、歴史のあるものを残そうという意識に大きな違いがある。中国には5000年もの歴史があり、歴史的価値のある場所を保全するには適切な入場料を取るのは当たり前のことだが、中国の場合は商業化が過ぎる傾向にある。