海外旅行中の「病気・ケガ」経験者は35%、出発前の予防接種や病院調べは1割程度(トラベルボイス 2019年12月2日)https://www.travelvoice.jp/20191202-136758

海外旅行中に病気やケガをした人は、「風邪」(44%)、「食中毒」(26.2%)、「切り傷による出血」(16.8%)、「ストレス性の胃痛・下剤」(16.5%)、「原因不明の体調不良」(16.0%)だった。治療費は、「1万円未満」(50.9%)、「1万円以上10万円未満」(31.6%)。海外旅行中に病気やケガをした人は35.2%。思ったより多い。

【ポイント】総合旅行サービス「エアトリ」が実施した「旅行先での病気やケガに関するアンケート調査」した。海外旅行中に病気やケガをした経験がある人は35.2%。内容は「風邪」(44%)、「食中毒」(26.2%)、「切り傷による出血」(16.8%)、「ストレス性の胃痛・下剤」(16.5%)、「原因不明の体調不良」(16.0%)だった。

現地の治療費は、「1万円未満」(50.9%)、「1万円以上10万円未満」(31.6%)。高額の治療費では、「90万円以上100万円未満」(1.3%)、「100万円以上」(3.1%)との結果だった。

海外旅行に行く際に、病気やケガに関する準備している人は、「いつもしている」(57.6%)、「場所や日数によってしている」(30.6%)。内容は、「使い慣れた薬を持参する」(80.7%)、「保険に入る」(70.7%)、「クレジットカードの付帯保険の内容を確認する」(65.3%)、「絆創膏、包帯などの傷を保護するものを持参する」(55.0%)となった。「マスク、消毒剤などの感染を予防するものを持参する」「渡航先の感染症流行情報を確認する」は約3分の1、「出発前に予防接種を」「現地の病院の場所を調べる」は1割程度だった。

事前準備をしない人は、「自分は大丈夫だと思っている」(36.4%)、「お金をかけたくない」(25.0%)、「考えたことがなかった」(18.9%)だった。

この調査は、20代から70代までの男女1135名を対象に実施したもの。