「羽田深夜割」で問われる空の自由競争
(日経ビジネスオンライン 10月29日)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20141027/273055/?n_cid=nbpnbo_mlp&rt=nocnt

【ポイント】
・国土交通省は11月から、深夜早朝に羽田空港を新たに発着する国際線の着陸料を、1年目は50%、2年目は30%、3年目は20%を引き下げる。
 深夜帯の発着枠は1日40便あるが、現在は23便しか使われていなかった。
・羽田の中型旅客機の着陸料の場合、旅客1人あたり韓国・仁川国際空港の約3倍、上海・浦東国際空港の約3.5倍とされる。
 大型旅客機「米ボーイング777」の着陸料は1回あたり約70万円。初年度の減額幅は1億3000万円、3年間で約2億5000万円の負担軽減となる。
・日本航空の企業再生問題に関連して、全日空との競争環境を配慮するためのガイドラインがあり、日航の路線拡大に慎重な意見もある。