訪日旅行者に人気のコンビニは? わざわざ行く理由はなに? 訪日経験の多いアジア人旅行者に徹底調査(トラベルボイス 2020年1月23日)https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/pickup/36617/

訪日客のコンビニ人気が高い。買い物場所の1位はコンビニ(74.9%)、2位にドラッグストアー(63.6%)、3位に百貨店(59.3%)となっている。ローソンで中国人が買ったもの1位が「牛乳」、2位「おでん(大根)」、3位「肉まん」、4位「飲料水」。自国で展開されているかによって認知度が違うという。

【ポイント】日本でコンビニにわざわざ行く理由などを、台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インドで日本好きコミュニティサイトを運営するFUN! JAPANが調査した。

「日本に何回旅行したことがありますか」という問いに、香港の25%、台湾の22%が「15回以上」と回答。サイトユーザーの訪日経験者率も、香港98%、台湾97%、タイ86%、マレーシア58%の順。訪れた場所は関東や関西地方だけでなく、白川郷や黒部ダムの中部地方、雪や新鮮な魚介の北海道、アジア諸国から地理的に近い九州地方と、日本全国にわたる。

日本のコンビニの認知度は、その国において展開されているかがカギとなるようで、台湾と香港ではセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、その他ミニストップやNewDaysも他国より認知度が高い。ローソンは国によってばらつきが見られ、ベトナムはミニストップの認知度がセブンイレブン、ファミリーマートに次いで3位と特徴的だった。「一番好きなコンビニは?」の問いに対する回答は、国によってかなりばらつきがあった。台湾では現地に展開していないローソン、香港では「ファミチキ」が日本旅行の必食グルメとして人気があるファミリーマート、タイとインドネシアでは言語対応していることでATMが使いやすいセブンイレブン、マレーシアとベトナムではドラえもんのコラボ商品展開や食べ物のクオリティなど、日本らしいコンビニとしてファミリーマートが一番人気となった。