万博で関西一円の観光を 関経連など推進協議会設立
(産経新聞 2023年3月23日)
https://www.sankei.com/article/20230323-FNRWIWAIUNMRLIHZDPJBDFLERQ/

【ホッシーのつぶやき】
「万博プラス関西観光」をスローガンに、関西の民間企業と自治体が一丸で観光推進に取り組むという。大賛成だが、何をどのようにするのかが見えてこない。
自治体は自治体エリアの観光PRだけで、これらをまとめてもあまり効果があるとは思えない。何故、地域で活動している観光団体を活用しようとしないのか…
御堂筋の車道を縮小して歩道にする取り組みや、川を活用した取り組みなどをブラシアップすれば、日本は凄いと思われる。関西のイベントを集約したカレンダーや、ツアー窓口の集約化なども期待できそうだ。やることはまだまだある。

【 内 容 】
令和7年開催の大阪・関西万博に向けて関西の民間企業と自治体が一丸で観光推進に取り組もうと、関西経済連合会や関西広域連合などは23日、7年度まで期間限定で活動する「EXPO2025関西観光推進協議会」を設立した。インバウンド(訪日外国人客)を主な対象とし、旅行商品の開発や販売促進、万博の機運醸成に取り組み、経済や地域の活性化につなげる。

協議会には、関経連や旅行、交通に関連する民間企業のほか、関西広域連合を構成する2府8県4政令市などが参加。政府の補助金も活用しながら毎年1億円以上の事業を行う。

「万博プラス関西観光」を掲げ、万博に来場したインバウンドを宿泊や周遊、長期滞在などの形で関西一円に送り出す。万博のテーマに関連する観光素材を整理して旅行商品とし、国内外に売り込む。

万博を運営する日本国際博覧会協会と協力して観光PRを展開するほか、万博会場で観光や交通の情報提供も行う。取り組みを通じて関西の国際的な認知度を高め、広域観光を万博のレガシー(遺産)とすることを目指す。

この日、大阪市で記者会見が開かれ、関西広域連合の三日月大造連合長(滋賀県知事)が「万博来場者が関西各地を旅し、交流してもらえるよう、おもてなししたい」と強調。関経連の松本正義会長は「万博は国内外から2820万人の来場が見込まれる絶好の機会で、新しい関西の観光をつくる心持ちで進めることが重要だ」と語った。