友人Qさんの、「ななつ星in九州」の旅のレポート⑧を転載させていただきます。
今回は、「日田駅での交流」のご紹介です。

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【日田駅での出会い】
“うきは市”を過ぎ、「ななつ星」は日田駅に滑り込みました。

日田には友人の原次郎左衛門正幸さんがいます。
原氏のメールには「西日本新聞の記事を送ります。
他紙も見ましたが、西日本のQさんの記事がダントツで良かったです。記者も喜んでいると思います。

大分合同新聞の記者が悔しがっている事でしょう。
娘の結婚相手が西日本新聞の記者で、同僚から誰か取材対象の乗客を知らないかと聞かれ、私に連絡が入り、Qさんを紹介しました」と書かれていました。

【鮎の魚醤】
明治32年創業の老舗醸造元「原次郎左衛門」の15代目を継ぐ原次郎左衛門正幸さんは、
平成7年、 明治・大正期の社屋を観光工場に造り替え、味噌醤油に留まることなく、めんつゆ、ポン酢、虹色ラムネの製造販売などにチャレンジをしている人です。
最近では、日経プラス1でも紹介された鮎の魚醤が評判です。
タイの“ナンプラー”で知られる魚醤は、魚類を塩漬けして発酵させた
醤油で、独特の香りと味を持ったクセのある調味料になります。日本では秋田の“しょっつる”などが有名です。
しかしこれらは海水魚から作られた魚醤で、鮎のような淡水魚の魚醤は世界中どこにも例がありません。

一度お試しあれ、料理が引き立つこと間違いなしです。
さらに肉醤も開発したそうです。

「ななつ星」から外に出るとホームには人が溢れていました。その中に原さんを見つけて出会えたことが本当に嬉しかった。


【日田駅での歓迎】
日田の駅を降りると、握手をされたり一緒に写真撮ったり大騒ぎでした。
ファーストゲストを当てた強運にあやかろうというものか?
原さんに限らず多くの友人が、 まるで自分自身が乗っているかの如く小生が「ななつ星」
のファーストゲストになったことを喜んでくれ、「自分の知り合いが乗っているぞ」と自慢していました。

(つづく)