【図解】訪日外国人数が4か月連続で前年割れ、中国は22%増、韓国の低迷続き2020年1月は1.1%減 ―日本政府観光局(速報)
(トラベルボイス 2020年2月19日)
https://www.travelvoice.jp/20200219-145470

1月27日から団体ツアーの販売中止などで、訪日外国人の大幅減少の中で、1月の訪日外国人数が前年比1.1%減だと伝えるのも虚しいですが、1月は訪日韓国人の減少だけで、他国は概ね良好だった。
本日、『観光のひろば』で、訪日オーストラリア人の傾向について語ってもらいますが、1月の訪日オーストラリア人は5.2%増の8万5300人で、単月で過去最高を記録しています。
オーストラリアに注目です!

【ポイント】
2020年1月の訪日外国人数(推計値)は、前年比1.1%減の266万1000人となり、4か月連続で前年を下回った。
今回の減少要因も韓国市場の低迷と説明。韓国は、59.4%減の31万6800人で、昨年7月からのマイナス推移が今年に入っても続いている。

韓国市場を除く17市場では1月の過去最高を記録。
特に豪州は、5.2%増の8万5300人で、単月の過去最高を記録した。
パース/成田線の新規就航やシドニー/新千歳線の季節便運航など、航空座席供給量の増加も寄与した。

今年は中華圏の旧正月休暇(春節)が1月となったことで、旧暦で新年を祝う市場では、香港が42.2%増の21万9400人、台湾が19.0%増の46万1200人など、2ケタ増の大幅増となった。

最大市場である中国市場は22.6%増の92万4800人で、訪日市場全体の35%を占めた。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国政府が1月27日から団体ツアーと航空券+ホテルのパッケージ商品の販売が禁止を通達。来月以降の大幅な減少が見込まれる。