アジアのスノーリゾート旅行者が大きく成長、日本は2年連続で最も人気の旅行先に -クラブメッド調査
(トラベルボイス 2019年12月3日)https://www.travelvoice.jp/20191203-138213

ウィンターバカンスの旅行者数は 1億5100万人(10%増)。日本への旅行者は60%以上で、最も人気の旅行先だという。滞在日数は35%が4泊以上、65%が3泊以上と滞在日数が長い。92%の旅行者が子ども連れで、75%がスノーアクティビティだけでなく、文化体験を重視している。夏の旅行先も山岳リゾートが75%で、訪問国は日本が1位だという。

【ポイント】クラブメッドの、主要11か国を対象にした「2019年度アジア太平洋スノーブランド調査」によると、ウィンターバカンスの旅行者の数は、前年比10%増の1億5100万人。旅行者の75%が最低でも2年に1度はウィンターバカンスを楽しみ、滞在日数は35%が4泊以上、65%が3泊以上だった。

客層は、68%がミレニアル世代で、家族との時間を最優先に考える富裕層が多い。92%の旅行者が子ども連れでウィンターバカンスに出かけ、75%の旅行者がスノーアクティビティだけでなく、その土地特有の文化体験や家族と過ごす時間を重視している。

日本でウィンターバカンスを過ごした旅行者は60%以上になり、日本は2018年度に続き最も人気の旅行先となった。旅行者の80%が旅行代金にリフトパスやスキースクール代などを含めたオールインクルーシブを好むと回答している。

ウィンターバカンスを楽しむ旅行者は夏の旅行先として、ビーチリゾートより高原や山岳リゾートを好む。旅行者の75%が夏の高原・山岳リゾートの方が魅力的と回答。夏の訪問先でも日本が1位となり、スイス、ニュージーランドが続いた。