オーストラリア政府観光局、山火事は収束し「観光は平常通り」を呼びかけ、各州の観光地情報を発信
(トラベルボイス 2020年2月28日)
https://www.travelvoice.jp/20200228-145537

昨秋から続いた山火事も、降雨による洪水で、2月初めに火災は制圧されました。
山火事で焼失した地域は、オーストラリア国土の3%で、シドニー、メルボルンなど主要観光都市は煙害もなく、通常通りだそうです。しかしコアラなどの動物への被害は大きかったと聞いています。
2月20日の『観光のひろば』でご寄付いただいた金額とNPOからの寄付の総額、1万円を寄付させていただきました。少しでもオーストラリアの皆さんのご支援に繋がればと思っております。

【ポイント】
リチャード・コート駐日オーストラリア大使がビデオメッセージで、森林火災に対する日本からの支援に謝意を示すと同時に「多くの方から、義援金の他に何かできることはないか、と聞かれるのでお答えしたい。どうぞ、引き続きオーストラリアへ、旅行や留学にいらしてください」と訴えた。

2019年の訪オーストラリア日本人客数は前年比6.3%増の49万8600人となり、6年連続でプラス成長。
2020年5月21日と6月16日にはそれぞれ大阪と東京で例年通り、オージー・スペシャリスト・ナイトを開催する。

公式サイトの「山火事に関する情報」では毎日、現地の状況をアップデートして公開している。
さらに、新型コロナウイルス感染拡大についても、同公式サイトで最新情報を随時更新している。
今のところ、オーストラリア国内での発症者は23人。うち15人はすでに快復しており、大きな混乱はなく、日本からオーストラリアへの旅行者に対する入国制限はないが、発熱などがある場合は検査対象となる。

過去最大規模の山火事被害に見舞われたオーストラリアだが、降雨により、2月初めには火災は制圧された。2月27日現在、山火事で焼失した地域は、オーストラリア国土の3%ほどで、シドニー、メルボルンなど主要観光都市は煙害もなく、通常通りとなっている。
またケアンズやウルル、パースなどでは、そもそも山火事による被害は出ておらず、平常通りの滞在が楽しめる。

ただし、南オーストラリア州カンガルー島では、島の西側に広がるフリンダースチェース国立公園などが閉鎖中。
ニューサウスウェールズ州では、被害が大きかったスノーウィーマウンテンなど、一部地域で道路が閉鎖しているが、シドニーやブルーマウンテンズなど、日本人客が多く訪れる主要観光地は、「煙害もなく青空が広がり、通常通りの絶景が楽しめる」
シドニー中心部では、昨年12月、サーキュラーキーからランドウィックまで結ぶシドニーライトレールが開通し、以前よりもあちこち散策できるようになった。
2020年5月22日からは予定通り、ビビッドシドニーが開催される。

その他地域の情報は、HPから詳しい情報をご覧ください。