ビザ申請数からみた国慶節の人気海外旅行先、日本が断トツ・・・昨年よりも2割増=中国メディア(Searchina   2019年9月30日)http://news.searchina.net/id/1682928?page=1

今日10月1日から中国などの国慶節が始まる。そして訪日する中国人観光客のビザ申請が昨年より20%増加しているといい、さらに訪日中国人が増加するようだ。理由は、訪日手続きが簡素化され、電子ビザ申請が北京(7月)、上海(10月から)の大使館で始まったことが大きいようだ。

【ポイント】

中国メディア・南京晨報は、10月1日からの国慶節連休で海外旅行をする予定の中国人観光客の間で最も人気の高い訪問先が日本であるとする記事を掲載した。

中国の大手旅行予約サイト携程の国慶節出国ビザ申請人気ランキングによると、9月中旬現在で、同サイトを通じてビザ申請を行った中国人観光客の中で最も申請が多かった国が日本で、以下シンガポール、韓国、タイ、マレーシア、米国、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、英国の順となった。

同サイトのビザ申請サービス責任者が「日本旅行熱はさらに高まり続けている。今年の国慶節期間の日本のビザ取得申請数は、昨年の国慶節期間よりも20%増えた」と語った。
訪日ビザを申請した人は上海が最も多く、以下、北京、広州、深セン、杭州、南京、成都、蘇州、武漢、天津の順。南部の居住者が日本旅行の主力になっている。

日本旅行を計画する中国人観光客が増えている背景は、訪日手続きが簡素化したほか、電子ビザ申請の導入に向けた動きが進んでいることを挙げている。

7月より、北京の日本大使館で始まったインターネットによるビザ申請受付が、10月からは上海の日本領事館エリア(上海市、浙江省、江蘇省、安徽省、江西省)も対象になるほか、団体客だけではなく個人旅行客などにも対象が拡大する予定であると伝えた。