京都市観光協会データ月報(2019 年6月および上半期)について
(京都市観光協会 2019年08月02日)
https://www.kyokanko.or.jp/kaiin/wp/wp-content/uploads/KTA_monthly_report_201906.pdf

京都市57 ホテルの客室稼働率は82.0%と、 2016 年上半期の 87.0%をピークに低減している。
外国人比率は46.3%となりシェア拡大が 続いている。
外国人宿泊延べ人数は、中国 28.1%、アメリカ 15.6%、台湾 8.7%。
客室稼働率が前年同月比 4.4%減となるとともに、平均客室単価が同 1.2%低下した。
大阪においても客室収益指数が5.4%減となったが、大阪は平均客室単価も4.9%減となっている。

【ポイント】
京都 57 ホテルにおける2019 年上半期(1 月~6 月)の外国人比率は、前年同期を 3.1増の46.3%となり、外国人客のシェア拡大が 続いている。

客室稼働率は 2016 年上半期の 87.0%をピークに 86.7%、86.1%と低減し、2019 年上半期 は82.0%となった。

外国人宿泊延べ人数は、中国 28.1%、アメリカ 15.6%、台湾 8.7%、オーストラリア 5.9%、韓国 4.4%となり、前年同期と順位に変動はなかった。

延べ人数伸率は、イギリス(同 37.5%増)、イタリア(同 34.8%増)、中国(同 32.2%増)、ドイツ(同 27.7%増)、アメリカ(同 23.7%増)、オーストラリ ア(同 20.0%増)など、中国や欧米豪が堅調。

客室稼働率(OCC)が前年同月比 4.4%減と なるとともに、平均客室単価(ADR)が同 1.2%低下し、これに伴い、客室収益指数(RevPAR)は同 5.6%の低下となった。

大阪においても客室収益指数(RevPAR)が 5.4%減と京都と同程度低下しているが、大阪では平均客室単価(ADR)4.9%減が主な要因となっていることに対し、京都では客室稼働率(OCC)の4.4%減が主な要因となって おり、客室単価は一定の水準を維持している。