昨日のWBSで京都の古民家再生の宿泊施設『庵』さんや、大学のサテライトキャンパスの取り組みが紹介させていました。

京都市では10年間に3000軒の町家が取り壊されたともいい、京都市では古民家再生に建築基準法の一部を緩和する取り組みを始めたようです。

古民家を増改築する場合や用途転換する場合は、現在の建築基準法を適用するしかないものを、建築基準法、旅館業法、消防法など一括して規制改革する動きです。
国も『古民家再生特区』として、この規制改革に乗り出すことを検討しており、モデル地区を選定して、5000件の活用を目標にしていると紹介されていました。

規制改革の取り組みに付いては、横浜市も来年度導入を決めているといい、鎌倉市や神戸市も導入に向けて検討しているようです。

安全対策は確かに必要ですが、古民家を有効活用する視点から見れば、木造を残さなければならなく、厨房なども現在の規制では適用が難しいと聞きます。
海外でも指摘建造物を活用する事例が多いので、是非ともこの『古民家再生特区』の取り組みが成功してほしいと思います。

『庵』 〜京都町家に暮らすように旅する〜
http://www.kyoto-machiya.com