『巧みな台湾の観光戦略 日本人には「若者向け」、中国人には「買い物」でアピール』というレポートをご紹介します。

台湾を訪れる海外からの2013年の観光客数は802万人を達成し、観光による外貨収入も、3742億台湾ドルと増加しています。このうち日本人観光客は約142万人です。かたや、日本を訪れた台湾の観光客数は220万人といい、台湾から日本を訪れる人数のほうが多い結果となっています。人口比率を考えると、とても大きな数字だといえます。

2012年までは、台湾を訪れる観光客数で日本はトップを誇っていましたが、2013年に中国がトップとなり、今後も中国人の台湾訪問は増加すると予測されています。

中国人の海外旅行の目的には、ショッピングが占める割合の大きいという特徴があります。