【データ】新型コロナウイルスと地震対策に関する実態調査
(観光経済新聞 2020年7月25日)
https://www.kankokeizai.com/【データ】新型コロナウイルスと地震対策に関す/

自宅で地震対策を行っている内容は「非常食や飲料水の備蓄」65%、「家具の転倒防止対策」58%、「非常用持ち出し袋・リュックの用意」52%だといいます。
新型コロナウイルスの流行により、地震対策について「意識が高まった」「やや高まった」人は47%で、避難所や備蓄について「3蜜」を心配する傾向があるようです。

【ポイント】

■自宅で地震対策を行っている人は、5割に届かず
自宅で何らかの地震対策を行っている人は、43.7%でした。
地震対策の内容は「非常食や飲料水の備蓄」(64.8%)、次いで「家具の転倒防止対策」(57.7%)、「非常用持ち出し袋・リュックの用意」(51.5%)でした。(複数回答あり)

■「非常用リュック」を持っていない理由は、「どれが良いかわからない」
「非常用持ち出し袋・リュック」を持っていない人の理由は、「どれが良いかわからない」(34.9%)、「中身の用意に手間がかかる」(30.2%)、「置き場がない」(26.4%)でした。(複数回答あり)

■約4割が、新型コロナウイルスの流行で、「地震対策への意識が高まった」
新型コロナウイルスの流行により、地震対策について「意識が高まった」人は16.2%、「やや高まった」人は30.4%でした。
一方、「変化はない」人は49.7%、「低くなった」人は0.0%、「やや低くなった」人は0.9%でした。

■約8割が、地震時に「避難所が、3密でないか不安」
3密について不安に思う場所は、「避難所」(82.6%)、「病院」(64.5%)、「炊き出し配布所」(53.1%)でした。(複数回答あり)

■地震時、3密の場に行かなくてすむように、約6割が「食料品を備蓄」
地震時、3密になりそうな場所に行かなくてすむように準備している人は37.0%でした。
準備の内容は、「食料品を備蓄」(58.0%)、「飲料を備蓄」(55.4%)、「マスクを購入」(42.0%)でした。(複数回答あり)

株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した。

調査名:『新型コロナウイルスと地震対策に関する実態調査』
調査期間:2020年6月19日(金)~6月21日(日)
調査対象:20歳~69歳の男女1,000名