世界で人気の旅行先ランキングをアゴダが発表。中国、韓国、シンガポール、台湾、UAEでは日本が一番人気に
(やまとごころ 2019年6月19日)
https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/pickup/32559/

夏の人気旅行先ランキングのアジア太平洋地域は、東京が1位、沖縄本島が2位、大阪が3位、札幌が5位、京都が7位、福岡が8位と、ベスト10に6都市がランクインした。
世界中から日本が魅力のある観光地として評価されているが、4000万人が訪れるようになる先を見通していかなければならない。

【ポイント】
オンライン旅行会社のアゴダは、2019年6〜8月までの世界の旅行予約データに基づき、夏の休暇に人気の旅行先ランキングを発表した。

中東や北米で一番人気のロンドンやラスベガスといった諸都市と肩を並べる形で東京もランクインした。
中国、韓国、シンガポール、台湾、UAEからの旅行先ランキングでは東京が首位に、インドネシアとタイでは2位、ベトナムで3位と、いずれも東京が上位に入った。
アジア太平洋地域の旅行者の日本の人気都市は、東京、大阪、沖縄本島、京都だが、今夏はトップ10入り常連のシンガポールと香港を抑え、札幌と福岡も10位以内にランクインした。
東京はすべての地域からの旅行者にも人気があり、今年もトップ10入りしたうえ、米国の旅行者間では第2位、欧州でも第5位になる人気だ。

中東や北米、ヨーロッパの旅行者は、まとまった休暇を取ることから、中東はロンドン、パリ、ローマの人気が高い。バリ、東京、バンコク、クアラルンプールといったアジア圏が、中東からの旅行先ランキングでトップ10に入っている。
北米のランキングでは、例年通りラスベガスがトップだが、東京の人気が急上昇し、ニューヨークを押しのけて2位にランクイン。
ロンドン、パリ、ローマも北米での人気は高くトップ10に入っている。
ヨーロッパからの旅行者は例年よりも長距離志向があるようで、従来人気の欧州都市に替わって、バリ、バンコク、東京、パタヤなどのアジアの都市が上位にランクインした。
ニューヨーク、ラスベガスも選ばれるなど、嗜好に変化が見られる結果となった。