大阪・ミナミで「観光バス専用乗降スペース」増設、駐車は禁止に 路上駐車問題解消なるか(産経新聞 1月16日)http://www.sankei.com/west/news/150115/wst1501150058-n1.html
春節前に駐車スペースが増えることは望ましいことだ。ただ抜本的な対策にはなっていない。乗降スペースや駐車場の絶対的不足を解消する方法を考えなくてはならない。

【ポイント】大阪・ミナミで、観光バスの路上駐車が問題となっていることから、ミナミの繁華街に近い幹線道路「堺筋」の観光バス専用乗降スペース(1台分)を3カ所増設し、計5カ所にすると発表した。観光客がバスに乗り降りする短時間のみ利用可能で、降ろした観光客の帰りをそのまま待ったり、一般車両が駐停車したりするのは禁止する。

今回は試験運用で、府警は混雑緩和などが実証されれば恒久化する方針。中国の旧正月の「春節」(2月19日)に合わせ、同月16日から実施する。

既存の乗降スペースは堺筋のうち、道頓堀川に架かる「日本橋」上の車道沿いに設けられたレーンに2カ所ある。パーキング・チケットを購入すれば1時間に限り駐車できたが、長時間居座ったり、はみ出したりする行為が横行していた。
新たな3カ所は、既存スペースから南に約30メートル下った場所で、5車線のうち1車線約145メートルの区間に設置。午前8時~午後9時の間、客の乗降のための停車を認める。
これに伴い、既存の2カ所も同様の利用方法となるほか、いずれのスペース付近も駐車禁止から駐停車禁止に変更する。