コロナワクチン2回接種で発症0.4% 重症・死亡なし 大阪府分析
(産経新聞 2021年8月18日)
https://www.sankei.com/article/20210818-S7KN7RLQ2BJR5IXONNSBOQCC6I/

【ホッシーのつぶやき】
新型コロナもデルタ株感染者が急増していますが、3月以降の新規感染者8万5325人のうち、2回目のワクチン接種後に2週間経過した人の感染者は317人で、重傷者、死亡者とも0人でした。1回接種でも感染者は1801人で、重傷者31人、死亡者18人と、明らかに効果があます。
7月31日、米マサチューセッツ州で発生したクラスターの感染者の3/4がワクチン接種済みとあり、心配しましたが、大阪府のデータで安心しました。
私の家族も、長女、その婿殿、孫と家庭内感染し、長男も感染しました。婿殿は中等症まで悪化し、他は軽症でした。しかし軽症でも息が苦しく、味覚障害を起こしています。婿殿は39度の高熱が10日ほど続きました。今週月曜日に退院し、今はヤレヤレです。(孫以外は1回接種した40歳代)
症状の重かった婿殿は「新型コロナを甘く見ていた」と言います。「感染しない、感染させない」ためにも、ワクチン接種のチャンスが来れば接種をお受けください。感染率も下がり、重症化率も下がります。お互いに早く安心して社会生活ができるためにも自衛してまいりましょう!

【 内 容 】
大阪府は18日に開いた新型コロナウイルス対策本部会議で、3月以降に確認された新規感染者計約8万5千人のうち、ワクチンを接種した人は全体の2・5%の2118人だったとの分析結果を公表した。2回目のワクチン接種後、免疫を獲得するとされる2週間以上が経過して発症した人は317人(0・4%)で、重症者や死亡者はいなかった。府はワクチン接種が感染や重症化の予防に効果があるとみて、データ収集と分析を続ける。

府によると、感染「第4波」の起点とする3月1日から8月15日までに判明した感染者8万5325人の中で、1回以上接種して感染した人は2118人(2・5%)。このうち、1801人は1回接種したか、2回接種後2週間たたないうちに発症した人らで、15日までのデータに基づく重症化率は1・7%、死亡率は1・0%だった。未接種などの8万3207人では重症化率は2・4%、死亡率は1・9%。

府は接種歴をもとに、年代別に人口10万人あたりの新規感染者数を算出。65歳以上は未接種が108・3人、2回接種後2週間以上経過したのは5・5人▽40~64歳は未接種256・1人、2回接種10・4人▽30歳以下(年齢不明含む)は未接種352・8人、2回接種34・9人-と、いずれも顕著な差がみられた。

府によると、15日までに府内で2回接種を完了した人の割合(接種率)は65歳以上が81・0%、60~64歳が45・7%、40~50代が15・9%。6月21日からの感染「第5波」で8月17日までに確認された重症者は294人に上り、40~50代が53・1%を占めた。

吉村洋文知事は対策本部会議後の記者会見で、「ワクチンを2回打って14日たてば発症自体を抑え、重症化や死亡リスクを下げる効果が非常に高い」と述べ、接種を呼びかけた。