日本に行くならクルーズ船で! クルーズ旅行が人気を集める理由=中国メディア
(Searching  2019-02-13)
http://news.searchina.net/id/1675558?page=1

クルーズ船旅行をする人が世界的に増加しており、中国でも利用者が急増している。
クルーズ船の魅力は、乗船料金に宿泊代や飲食代も含まれ、娯楽施設の多くも無料で利用できる「コストパフォーマンスが優れている」ところにある。
クルーズ船は「中国人の訪日ビザ申請が不要で、パスポートの有効期限が7か月以上残っていればよい」点も魅力だという。
日本にとっては、現地に宿泊費が落ちず、買い物と飲食だけなので、消費効果は少ない。
中国の輸入税制の変更で、買い物代行などの中国人の減少の動向を注視する必要がある。

【ポイント】
訪日中国人旅行客の渡航手段としてクルーズ船が人気を集めている。
中国メディアの今日頭条は、クルーズ船の魅力と「多くの中国人に支持される理由」の記事を掲載した。

クルーズ船の魅力は「コストパフォーマンスが優れている」ことだ。
客船自体が「動く5つ星ホテルであり、眺望、船内での娯楽、食事、買い物などを楽しみながら目的地に着くことができる」とし、飛行機とはまた異なる魅力があるという。
乗船料金には宿泊代や飲食代も含まれていて、充実した娯楽施設の多くは無料で利用することができる。

クルーズ船の魅力が中国人を引き付けるのは、「親に旅行をプレゼントする」「3世代での家族旅行を計画する人のニーズに合致している」からだという。船上では各自が思い思いの時間を過ごすことができ、高齢者にとっても体への負担が少なく、日本を訪れる際の出入国の手続きも飛行機と比べれば簡単に済むという。

クルーズ船の場合は「訪日ビザの申請は不要で、パスポートの有効期限が7か月以上残っていればよい」。
クルーズ客の日本入国が上陸許可証のみとされたことで、実質的にノービザとなり中国人が利用しやすくなった。日本に上陸して自由行動は時間的な制限があるものの、訪日して買い物や食事ができるため、中国人にとっては十分満足感があるようだ。

近年、世界的にクルーズ旅行をする人が増加していると言われているが、中国でも高齢者を含む幅広い人が旅行を楽しむようになり、そのニーズをクルーズ船が取り込んでいることが分かる。
手軽に日本へ行ってみたいと思う人にも、クルーズ船は旅行全体の費用がお得で満足が得られるものとなっているようだ。