昨日(11月11日)のNHKクローズアップ現代で「新戦略 “日本式”生活習慣を輸出せよ」という番組がありました。

・上海で、スーパー銭湯『極楽湯』を海外第1号店をオープンさせたところ大人気。
  シャワーが大半の中国で「家族でゆっくり風呂につかる楽しさ」を喜ぶ
  湯が透明でとてもキレイとのコメント
  価格は一人2000円ほどと日本より高価
  上海娯楽施設の人気ランキングで1位

・チベットへ移動検診車の輸出
  検診車が訪ねて来てくれることが喜ばれる
  画像解析は高松の病院で検査費をもらって答える
  (ハードの輸出とともに、継続した病院の収入につながる仕組み)

・ベトナムで『給食』システムの輸出
  栄養バランスのとれた給食を提供する
  これまでの給食と違って食事にバラエティがあり、美味しいと好評
  マヨネーズなど日本の食材を使用することによる将来の顧客創造につながる戦略
  (戦後の日本でアメリカが導入した小麦文化、欧米食の導入のアジア版)


日本式サービスがアジア諸国で喜んで受け入れられている点が素晴らしいと感じました。
これからの時代、ハードの輸出だけでなくソフト、サービスの輸出が本当に大切になりますね

それにしても、スーパー銭湯『極楽湯』が上海で1番人気とは驚きです。
少し前まで、外国人が大浴場に入ることを嫌うといっていたのが嘘のようです。
日本式のお湯につかる文化が世界中に広がる可能性を感じました。
そして、「本物の温泉に入るために日本に行こう」という文化が広がってほしいものです。

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3428.html