世界遺産『春日大社』にある樹齢800年という「砂ずりの藤」!
( 2011年 5月 6日 )
古くから藤原氏の氏神として栄えた春日大社だけに、藤の花は重要視されてきました。
春日大社の社紋も藤をかたどった「下り藤」となっています。
そんな縁もあり、春日大社の境内のいたるところで藤の花が見られますが、その中でも最も有名なのは、本殿を取り囲む回廊内の「慶賀門」前にある『砂ずりの藤』です。
5月初旬頃の見頃になると、花房が1m以上も延びて地面につきそうになることから、このような名前で呼ばれています。
種類は「ノダフジ」の変種となり、摂関近衛家から献木されたと伝わる樹齢800年です。
東回廊脇の山すそに自生している「ヤマフジ」も満開になっており、野趣あふれる姿が見られます。
この情報は「奈良に住んでみました」さまから頂戴しました。