『多国籍化する浅草界隈、なぜ外国人旅行者増?地元発のグローバル戦略と、地道な努力』

(ビジネスジャーナル  7月13日)

【ポイント】

・東京スカイツリーが2012年に開業してから、浅草界隈の様相が急激に変わった。

・浅草地区に外国人旅行者が増え始めたのは、約10年前からだ。

・浅草の近くは山谷と呼ばれた日雇い労働者の溜まり場があった。バブルが崩壊し、労働者の姿が消え、木賃宿は外国人相手の廉価なホテルに姿を変えていった。

・2006年にサクラホステル浅草が開業し、蔵前でもケイズハウス東京がオープンした。

・サクラホステルのサイトは10カ国語に対応しており、多国籍な自社スタッフが翻訳しており、世界中から一日当たり2000ほどアクセスがある。

http://news.livedoor.com/article/detail/9036893/

この現象は大阪の釜ヶ崎も同じだ。

バブルがはじけ建設業界が冷え込み、労務者の働き先が無くなった。

簡易宿泊所も、webにゲストハウスと掲載した年に1万泊のバックパッカーが宿泊した。それから10数年で10数万泊に達したという。

今後、訪日外国人観光客は2倍の2000万人になる。宿泊場所も2倍必要である。

バックパッカーは学生も多いが、富裕層も利用している。観光での消費にメリハリを付けているだけだ。

ここのお客さまも大切なリピーターになるお客さまである。