【図解】訪日外国人が99.9%減の2900人に、4月の最多は米国・韓国・台湾の各300人、主要6空港の到着座席数は87%減 -日本政府観光局(速報)
(トラベルボイス 2020年5月20日)
https://www.travelvoice.jp/20200520-146210

4月の訪日外国人旅行者数は激減が予想されたが、前年比99.9%減という数字は衝撃的ですね。
当面、訪日外国人数の回復は望めないなかで、日本の観光のあり方を考えていくしかなさそうです。
6月10日の『観光のひろば』Zoom版で、皆さんのご意見も聞きながら、意見交換できればと思っています。
http://smrtkanko.com

【ポイント】
2020年4月の訪日外国人旅行者数(推計値)は、前年の292万人から99.9%減となる2900人に激減した。

新型コロナウイルス(COVID-19)で、海外渡航制限や外出禁止の措置をとる国が拡大したほか、日本でも検疫強化や査証無効化、入国拒否等の措置を行なったことが要因だ。

中国も、1月27日以降、中国政府が団体ツアーや航空券とホテルのパッケージ商品の販売を禁止したこと、3月9日以降、日本の入国拒否や査証無効化等の対象となったことで、4月の訪日客数は100.0%減の200人となった。
訪日数で最多となったのは韓国、台湾、米国の300名。
22市場すべてでほぼゼロに近い数字となった。

航空データOAG社によると、日本への国際航空便数が大幅に減少。国内主要6空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)に到着する国際線実績合計が、便数で前年比87.2%減の2732便、提供座席数で87.4%減の61万8271席となった。