農産物・食品の輸出、6000億円超え過去最高 
(マイナビニュース 2月12日)http://news.mynavi.jp/news/2015/02/12/111/

和食ブームは日本産食材の輸出額も押し上げている。これで日本食ブームは本物として飛躍できる姿が見えてきた。輸出先の1位は香港で2位のアメリカを大きく引き離している。清酒が前年比9.3%増であることが嬉しく思う。多くの人が日本酒の輸出に尽力された成果がみえるようだ。

【ポイント】2014年の農林水産物・食品の輸出額は、前年比11.1%増の6,117億円となり、2年連続で過去最高を更新した。6,000億円を超えたのは1955年の統計開始以来、初めてという。
近年の輸出は、円高や福島原発事故の影響により落ち込んでいたが、2014年は世界的和食ブームから日本産食材の需要が増加した。

内訳は、農産物が前年比13.8%増の3,570億円、林産物が同38.5%増の211億円、水産物が同5.4%増の2,337億円。

輸出先は、1位:香港1,343億円(7.5%増)、2位:米国932億円(13.9%増)、3位:台湾837億円(13.8%増)、4位:中国622億円(22.4%増)、5位:韓国409億円(9.6%増)となった。

農産物では、菓子(米菓を除く)が前年比33.1%増の148億円、清酒が同9.3%増の115億円、りんごが同20.7%増の86億円などと増加。水産物では、ホタテ貝が同12.1%増の447億円、真珠が同30.5%増の245億円、さけ・ますが同36.7%増の114億円などとなった。