日本フードバリアフリー協会、食物アレルギー32項目のピクトグラムの無料提供を開始
(観光経済新聞 2020年9月1日)
https://www.kankokeizai.com/日本フードバリアフリー協会、食物アレルギー3/

【ポイント】
フードダイバーシティ株式会社の守護社長のお話をお聞きしたが、食の多様性は、アレルギーだけで特定原材料28品目あり、宗教もイスラム教だけでなく食の禁忌が違い、ベジタリアンやビーガンなどの主義に基づくもの、糖質制限など病気に起因するものがあり、それに文化や習慣の違いが加わり、本当に多様だ。
またベジタリアンは、1位インド28%、2位台湾14%、3位ドイツ10%で、日本は4%で480万人。訪日客のイスラム教徒100万人、ベジタリアン149~190万人だといいます。
食のピクトグラムも多数あるようですが、分かりやすく提供することが大切です!

【 概 要 】
一般社団法人日本フードバリアフリー協会(事務局:株式会社ブランド総合研究所)では、食物アレルギーや、ベジタリアン・ヴィーガン、ハラールなど多様化している食に対応できるように、原材料や調味料等に含まれる食物アレルゲン、豚肉・牛肉・ゼラチン・GMO(遺伝子組換食品)などを表記できる32項目のピクトグラムを無料でダウンロードできるように整備した。

新型コロナウイルスで飲食店のテイクアウトや持ち帰りなどの需要が高まっているが、義務化されている加工食品とは異なり、食材や調味料に含まれる食物アレルゲンなどの表記が十分ではなく、食事に制限のある人が安心して購入・利用できないなどの課題があった。
そこで、幅広く飲食店や食品事業者が利用できるように、32種類のピクトグラムを無料でダウンロードを開始する。

食の制限がある方々にも、分かりやすい原材料表示を行うことで「食のバリア」を取り去り、誰もが食事を選べて楽しんでいただける機会増やし、全国の飲食店(テイクアウト、デリバリー含む)や観光施設、企業の商品などで活用してもらい日本全国での観光消費につながることを目的としている。

また、本会員ページでは、食のバリアフリーについて、基本的な食の規律や取り組み方についてまとめた「フードバリアフリーマニュアル」のダウンロードや、バリアフリーの活用についてのオンラインセミナーも無料で視聴できる。

なお、当協会では、無料でフードバリアフリー情報を受け取れる無料会員(メルマガ会員)や、活動を推進するパートナー会員、一般会員という3種類が設定されおり、ピクトグラムを利用希望の場合は、無料会員などに登録後に、会員ページよりダウンロードできる。

◆ピクトグラムの利用方法(会員専用ページよりDL可能)
無料を含む会員として登録後、会員ページにアクセスすれば、各種ダウンロードが可能
https://foodbf.jp/enroll/