中国への輸出鈍化が影響 貿易赤字最大の3.4兆円
(WBS  2023年2月17日)
https://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/market/post_268565/

【ホッシーのつぶやき】
1月の貿易統計速報によると、貿易収支が3兆4,966億円の赤字となり、1979年以降最大です。石油やLNGなど資源価格の高騰と円安の影響とされていますが、2022年11月の貿易収支が1兆5000億円赤字だったので、大幅な赤字の拡大です。
中国の春節での訪日旅行も影響したとNEWSにありますが、いよいよ訪日客消費額がクローズアップされてきたようです。

【 内 容 】

財務省が16日発表した1月の貿易統計速報によりますと、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3兆4,966億円の赤字となりました。1か月の赤字額としては比較可能な1979年以降で最大です。

輸入は石炭や天然ガスなどの資源価格の高騰と円安の影響で1年前より17.8%増えた10兆477億円でした。一方、輸出は3.5%増えた6兆5,511億円で、中国の春節の休暇や新型コロナの感染拡大で企業活動が停滞したことが影響し、伸びが鈍化しました。

今回の貿易赤字について専門家は欧米や中国向けの輸出の伸びが鈍化していることに注目し景気の先行きに警戒感を示しています。