DMOの機能強化に関する有識者会議の議事録
(中西恭大のX 2024年7月6日)
https://twitter.com/uki__/status/1809182687669919926?refsrc=email
【ホッシーのつぶやき】
DMOの機能強化に関する有識者会議で激しい議論があったようだ。
「DMOとして基礎的なことができていない」「基礎的な事項を実施しなければインバウンドは来訪しない」「DMOにプロがいない」「DMOは実行可能な能力も体力も財源も持ってない」何度と言われてきたが改善されていない。
『DMOの使命を地域住民の生活の水準の向上とし、観光経済の拡大を手段とする』提案こそ必要だ。そのためどのようにすれば実行できるのかを議論してほしい。
【 内 容 】
DMOの機能強化に関する有識者会議が観光庁主催で定期的に開催されているのだが、その議事録がかなり濃い内容なので必読です。最終的にはこの議論内容が纏められて要約された提言っぽくなるんだと思うが、この議論過程の方が価値があるのでこれを広めた方が良い気がする。議事録は結構長いので、第2回と第3回をGPTに要約してもらいました。
次回第4回の観光庁資料には中々厳しい表現で前回の振り返りも入っているのでそれも参考になります。
・基礎的な事項を実施しなければインバウンドは来訪しない、本当にインバウンドを 誘致したいならばDMOは極めて基礎的な事項を実施すべきである
・DMOとして基礎的なことができていない中で、データ収集、活用やPDCAを回すと いう取組に意味があるのか。基礎的な事項の対応を実施しないことがDMOとしての戦略なのかと聞きたい
・DMOに関する一番の問題は、課題について有識者会議で議論は重ねられてい るが、現在まで改善されずに何年も来ていること。DMOの本質的な問題解決に つながらない補助金の提供ではなく、DMOの問題の本質を明らかにすべき
・DMOに「プロ」がいない事が、「基礎的な事項ができていない」、「施策案全てを実施することは困難」といった問題の根本的な原因
・日本のDMO区分は現在の3階層及び観光圏と、様々なデスティネー ションの区切りがあまりにも複雑怪奇
・各DMOでは実行可能な能力も体力も財源も持ってないというのが実情であり、 実施すべき事項が増加すればするほど、DMOが動けなくなってしまうことが予想さ れる。何をしたら良いか分からないDMOに対しては、事例の提示ではなく、国 (観光庁)として、DMO3階層それぞれの機能、役割を整備して提示していく必要がある
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