【観光経済新聞チャンネル】JR東日本びゅうツーリズム&セールス社長の高橋氏がデジタル化の重要性を強調
(観光経済新聞 2024年10月12日)
https://www.kankokeizai.com/【観光経済新聞チャンネル】jr東日本びゅうツーリ/

【ホッシーのつぶやき】
高橋さんの講演は視点が明確で、説得力があります。よければご視聴ください。
【講演のポイント】
・紙の資料は利用されない
・電子データにしただけは、デジタル化ではない
・デジタル化され、情報量も増えたが、必要とする人に伝わっていない
・「情報が氾濫」する現代。本当に求めている人に「正しい情報を届ける」
・全ての情報をデータ化し、デジタルで追いかける
・デジタル化されていないものは、もはや情報ではない
・検索で出てこない情報を限りなくゼロにする
・デジタル化しただけではダメ。拡散してもらって初めて効果が出る
・「地域と観光をDX」して、地域を再生し、未来の地域を創ろう

【 内 容 】

観光経済新聞社は9月19日、観光業界の識者を招いてのオンラインセミナー「観光経済新聞チャンネル」の第22回配信を行った。JR東日本びゅうツーリズム&セールス代表取締役社長の高橋敦司氏が、「地域と観光をDXする」をテーマに講演した。

 高橋氏は、観光業界におけるDX化(デジタルトランスフォーメーション)の課題として、データ集積・活用が不十分であることを指摘。従来の紙をベースとした観光プロモーションなどを挙げ、「スマートフォンの普及と共に情報は全てデジタル化された。デジタル化されていないものはもはや情報ではない」とデータ化の重要性を強調した。

 解決策として、「観光DXの第1目標は、検索で出てこない情報を限りなくゼロにすること。まずはWEBサイトや顧客データなど自分たちが持つ情報がデータ化できているかを自問自答しながら繰り返すことが必要」とアドバイス。優良事例として、福井県の観光データ分析システム「FTAS(エフタス)」を紹介した。

 最後に、「DXは地域の課題ではなく、課題解決のための『手段』にすぎない。まずは地域の課題探しから真剣に始めるべき」と総括した。

【動画のリンク】
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