高付加価値旅行者の誘客に向けて集中的な支援等を行う モデル観光地3地域を追加選定しました ~地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり事業~
(観光庁プレスリリース 2024年9月27日)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001764408.pdf
【ホッシーのつぶやき】
訪日旅行消費額1人一回の100万円以上の富裕層は、訪日客の約1%(約32万人)だが、消費額は約6,700億円と約14%を占めるという。その富裕層は、大都市圏を訪問し地方が極めて少ないことにポイント絞ったモデル地区選定を観光庁が進めている。
一般訪日客も大切ですが、多様で多彩な魅力開発の観点から、富裕層に絞ったコンテンツ開発へのチャレンジも必要です。
【 内 容 】
観光庁では、消費額増加、地方への誘客をより重視し、訪日旅行における消費単価が高い傾向にある高付加価値旅行者※1 の地方への誘客を促進しています。
このたび、高付加価値旅行者の地方への誘客を目的とし、総合的な施策を集中的に講じるモデル観光地として、3 地域を追加選定しましたので、お知らせします。
※1 着地消費 100 万円以上/人の訪日外国人旅行者
1.事業概要
高付加価値旅行者の数は、令和元年時点で訪日旅行者全体の約1%(32万人)に過ぎないものの、 消費額の約14%(6,700億円)を占めています。ただし、大都市圏での買物等の消費が多く、地方での消費が少ないことから、地方への誘客を促進することにより、地方創生へ貢献することが期待 されます。
このため、令和5年3月に選定した「モデル観光地」11地域を対象に、高付加価値旅行者の地方への誘客に必要なウリ(高付加価値旅行者のニーズを満たす滞在価値)、ヤド(上質かつ地域のスト ーリーを感じられる宿泊施設)、ヒト(地方への送客、ガイド、ホスピタリティ)、コネ(海外高付加価値層とのネットワーク、情報発信)+アシ(利便性・快適性の高い移動手段)の5つの観点をもって、集中的な支援を実施してまいりました。
今般、3地域を追加選定し、全国のモデル観光地は14地域となりました。これらの地域に対し、 引き続き複数年にわたり集中的な支援を実施していくとともに、その成果やノウハウを他地域へも伝播させることで、観光を通じた地域活性化を促進してまいります。
(観光庁ウェブサイト) https://www.mlit.go.jp/kankocho/seisaku_seido/kihonkeikaku/inbound_kaifuku/kofukakachi.html
2.追加選定したモデル観光地
山形エリア、佐渡・新潟エリア、富士山麓エリア(別紙1,2参照)
3.本事業に関するお問い合わせ先
「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり事業」運営事務局
地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり モデル観光地 14地域