「Go To Travelキャンペーン」を利用したい旅行好きは9割、利用したい時期は10月が最多
(トラベルボイス 2020年6月8日)
https://www.travelvoice.jp/20200608-146343

「Go To Travelキャンペーン」の認知度は、旅行好きの間でも29%とさほど高くはないようだ。しかしキャンペーン内容を知った後の旅行意向は87%といい、キャンペーン開始と共に人気するのかもしれない。
7~12月に複数回の国内旅行を検討している人は76.8%と言い、外出自粛の反動で、旅行に出かける人が増加しそうだ。利用時期は10月が55%でトップだという。

【ポイント】
トラベルズー・ジャパンのサイト会員による「Go To Travelキャンペーン」の利用意向は87.5%で、2020年10月に利用したいがピークとなった。旅行選択は「3密回避」が最多で、「最大半額補助されるので豪華な旅をしたい」の回答も上位に入った。

国内観光需要の喚起を目的に、最大半額相当(1泊あたり最大2万円)の補助が適用される「Go To Travelキャンペーン」だが、トラベルズー会員で旅行好きの間でも認知度は29.1%にとどまり、一般消費者への正確な情報発信が必要なことが浮き彫りになった。
7~12月に複数回の国内旅行を検討している人は76.8%。
キャンペーン内容を知った後の補助利用意向は87.5%と、早期旅行再開に強い意欲を示している。

利用時期の希望は、10月が55%でトップだった。
例年、旅行需要が高い7月(27.8%)、8月(37.4%)を上回ったことについて、「新型コロナウイルスに対する不安と、旅行再開に対する意欲との心理的なバランスがある」と分析した。

キャンペーンにおける旅行選択基準で最も多かったのは「混雑している時期や旅先を避けて旅行を計画したい」が51%で、3密回避の意向が強い。2位は「コロナ流行以前から計画していた旅先に行きたい(38.5%)」で、3位は「最大半額相当補助されるのでいつもより豪華な旅をしたい(37.9%)」だった。

旅行商品情報を提供するトラベルズー・ジャパンが、2020年6月3~7日に日本国内のトラベルズー会員を対象に実施した調査で、有効回答数は3013だった。