「八幡まつり」は、応神天皇が日牟禮八幡宮へ行幸される際に、
琵琶湖岸の家の者がヨシで松明を作り道案内をしたのが始まりではないかと伝えられ、
千年以上の歴史を誇りますています。
4月14日(松明まつり)・15日(太鼓まつり)
松明はヨシと菜種がらを材料に作られ、中には10mに及ぶ大きさの物もあり、
火を付けながら手で振りかざす「振松明」や引きずりながら持ち込む「引きずり松明」、
他にも「とっくり松明」「船松明」と呼ばれるものなど、大きさや形も多種多様にわたります。
14日は午前中に大松明結い、昼から子供松明の奉火、19時より神役太鼓が宮入し、20時から火が放たれます。
なかでも大房の松明は、寝かせた状態で持ち込み、30度ほど起こした状態の時に松明に火を付け、
火の粉をかぶりながら竹で突き上げつつ松明を起こしていく姿は勇壮です。
15日は10時から例祭、14時30分から太鼓渡り宿入り、16時から大太鼓の渡りが行われます。
太鼓の打ち方は各郷によって独特の伝承がありそれぞれに違っています。
この情報は「近江祭百選」さまから頂戴しました。