オーストラリア・シドニーからのご報告:JAMS・TV遠藤さん                      (『観光のひろば』 2022年3月17日)

【ホッシーのつぶやき】新型コロナが発生して直ぐに厳しいロックダウンの政策をとっていたオーストラリアも、オミクロン株に関してはインフルエンザ並みに制限を解除されました。欧米諸国の制限解除に続くもので、アジアでも徐々に同様の動きが広がっています。オーストラリアで「日本食レストラン協会」が立ち上がるそうです。このような動きもコロナで加速されたのかもしれません。ウクライナ問題の渦中ですが、世界は一つに向かうというのがノーマルだと思います。

【 内 容 】 オーストラリアのオミクロンは1月をピークに下降しています 今、新規感染者は1日2万人ぐらいで安定しており、政府もオミクロンに関しては政策を変えないと発表されており、規制も緩和されています。

 今は、一般市民は屋外でマスクもしなくてよくなりました。マスクをする必要があるのは、電車・バスなどの公共交通機関で、飲食店の店員さんだけがマスクをしている状況です。飲食店に行く時のチェックイン(予約)も不要となり、何万人と集まるような大型コンサートなどのイベントは、主催者がチェックインをとるかどうかを決めるようになっています。大きな変化だと思ったのは、私の子供が通っている小学校も、クラスでコロナ感染者が出ても学校閉鎖やクラス閉鎖をしなくなったことです。体調が悪かったら家で休んでください、学校へ来ないでくださいというぐらいです。どこどこの誰々さんが感染したと言う話もオープンにされており、風邪やインフルエンザと同じような雰囲気になっています。

 国境も2月21日 から、ワクチン接種2回以上の方は世界中から隔離なしで入国できるようになっています。日本への入国も、ビジネス目的で3回以上ワクチン接種している方は、隔離なく入国できるようになりました。
 先々週、メルボルンに行きましたが、飛行機は行きも帰りも満席ですし、空港の中もたくさんの人でした。国際線もたくさんの方が入国していて、出迎えも沢山の方が来られています。オーストラリアへの観光客も増えていて、国内旅行も活発です。メルボルンも平日、週末、昼夜関係なく人が多く、バーやクラブも夜も遅くまで賑わっています。感染に関する政策も以前のように厳しくならないだろうと言われています。

 オーストラリアで日本食レストラン協会が立ち上がることとなり、来月から活動が始まります。現地の日本食レストランをサポートしようという協会ビジネスの話ですが、日本とオーストラリアの関係の話であり、私の仕事にもつながりがあるので、私も理事として入ることになりました。
 中村理事長のお話を聞きながら、協会の立ち位置とか、協会がやるべきところとかについて、今日は非常に勉強になりました。

中村:各地域のDMOもそうですが、J I Fの中にも地域商社のネットワークの方もいますので、是非、連携していきましょう。