オーストラリア・メルボルンの『SAKEフェス』のご報告 (遠藤烈士@JAMS,TV)
(観光のひろば 2024年7月29日)
【ホッシーのつぶやき】
オーストラリアの『酒フェス』は3年目です。私が驚いたのは、日本酒が好きな人だけが『酒フェス』に集まっているのではないことです。訪日し、日本が好きになったけど、オーストラリアに戻れば日本に触れる所がなく「日本食を食べたい」「伝統文化に触れたい」と思う方が集まっていることでした。また、昨年の参加者の7割が訪日経験を持ち、来場者の87%が訪日する+訪日を検討するというアンケート結果でした。
観光の誘客は、観光地の素晴らしさを発信するだけではなくて、日本の文化に触れる機会を増やすことだと感じました。
メルボルンの「酒フェス」が7月20日(土)と21日(日)に開催されました。
2日間の来場者数は5,000人。日本からの出展者38社を含む、出展者総数は64社で、沢山の日本酒や食品の即売会を行うことができました。出展者の皆さま、沢山の手続きがあったにも関わらずご協力いただき、当日を無事に迎えられたことに感謝しております。
メルボルンイベントでは$7,164.50を売り上げ、販売システムRafflelinkの手数料を差し引いた$6,779.17を、7月26日にメルボルン日本人会様経由で石川県酒造組合連合会の義援金口座に寄付させていただきました。
日本を楽しんでくれるオーストラリア人がこんなに沢山いることを知ってほしいのと、僕らなりの形で今できる最大限のことに挑戦しながら、これからも日本文化を紹介していきたいと思います。
次は、9月のシドニー開催です。
『酒フェス』が、オーストラリアの経済紙「FinancialReview」(日経新聞のような新聞)に、日本酒に関する記事が大々的に掲載されました。
かなり分かりやすく、しかも詳しく、日本酒について書いてくださいました。これによりオーストラリア人の中でも「日本酒に興味を持っていただける人が増えるだろう」と思わせる記事でした。
記事では、京都府の向井酒造さん、木下酒造さん、千葉の寺田本家さんを取り上げ、日本酒の中でも伝統的造りや自然発酵にも注目されていました。
24日(水)日本時間14:50過ぎ〜TBS系「ゴゴスマ」のニュースで「メルボルンで世界最大級"SAKE"イベントに5000人集結!」が放送されました。
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