コロナ禍で変わる消費者行動、利用したいのは「贅沢なお取り寄せ」「前売り券購入」、今後も継続は「キャッシュレス決済」が最多
(トラベルボイス 2020年6月9日)
https://www.travelvoice.jp/20200609-146284

新型コロナの感染拡大により、行動様式が大きく増加したのは「スマートフォンを見る時間が増えた」「テレビを見る時間が増えた」「時間をもてあましている」だという。
ポストコロナの時代も継続するは、「キャッシュレス決済(83.8%) 「社会貢献をしている企業の商品やサービスを意識して選ぶ(82.3%)」「オンラインショッピング (82.2%)」「マスク着用、消毒など衛生管理(81.8%)」「3 密回避・ソーシャルディスタンス確保(80.7%)」が8割を超えている。

【ポイント】
JTBとJTB総合研究所は、「新型コロナウイルス感染拡大による、暮らしや心の変化および旅行再開に向けての意識調査(2020)」のなかで、消費者の意識や行動変容について調査を行った。

気持ちや行動の変化について、3月から5月にかけて大きく増加したのは「スマートフォンを見る時間が増えた(3月28.0%→5月35.3%)」「テレビを見る時間が増えた(同21.6%→同33.3%)」「時間をもてあましている(同9.9%→同18.1%)」となった。

「AIやロボットより人からサービスを受けたい」は微減傾向 (3月11.7%→4月8.5%→5月6.5%)で、対面でサービスを受けると感染リスクを伴うという 意識が高まり、デジタルは合理的だという意識が広がったと分析している。

今後も継続したいは、「キャッシュレス決済(83.8%) 「社会貢献をしている企業の商品やサービスを意識して選ぶ(82.3%)」「オンラインショッピング (82.2%)」「マスク着用、消毒など衛生管理(81.8%)」「3 密回避・ソーシャルディスタンス確保(80.7%)」が8割を超えた。

外出自粛生活の中で利用が伸びたのは、「月額制の動画、漫画、書籍等の見放題・読み放題(53.3%)」や「デリバリーサービス(38.9%)」が上位に入った。
また、今後利用してみたいとの回答が多かったのは「ちょっと贅沢なお取り寄せ(56.5%)」、「宿泊施設や飲食店などの前売り券を購入(52.9%)」。