【データ】働き方に関するアンケート調査
(観光経済新聞 2020年11月25日)
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【ポイント】
コロナ禍のなか、働くうえでストレスを感じるのは「職場での人間関係」が35%。職場の制度に変化が「特にない」が39%が最多だった。
通勤手段も「変わらない」が76%で、「変わった」人は、自家用車利用が72%だった。
「ストレスは感じていない」も13%で、大きな影響は少ないといえる。

【 内 容 】
Akippaによる『働き方に関するアンケート結果』

1.働くうえでストレスに感じているものはなんですか。(自由記述)

上司や同僚、取引先などを含む「職場での人間関係」が最多(34.8%)になりました。
次いで「通勤など移動の際の混雑」が多く(9.0%)、多くの人が通勤の人混みや渋滞などにストレスを感じています。
「コロナによる制約(5.3%)」の中には、「マスク着用の義務化」「感染への懸念」「リモートワーク」といった回答がありました。
一方で、「ストレスは感じていない」も13.3%と2番目に多い結果となりました。

男女別で見ると、「売り上げなどのノルマ(81.5%)」「仕事をする上での社内調整(84.6%)」では、男性が圧倒的にストレスを感じている。女性は「コロナによる制約(56.0%)」「身体的な疲労(53.8%)」などで男性を上回りました。

年代別では、20代、30代は「労働時間が長い」「給料が少ない」「仕事量が多く忙しい」に集中し、40代以上は「仕事をする上での社内調整」や「会社の方針に対する不満」などが高くなりました。

2.新型コロナウイルスの影響で、職場で制度の変化はありましたか。(複数回答)

全体では、「制度の変化は特にない(39.1%)」が最も多く、「在宅勤務が許可された(35.0%)」「手当/補助金が出た(16.6%)」「車通勤が許可された(9.5%)」など、制度面の変化もありました。

男女別でみてみると、「制度の変化は特にない」が男性(35.9%)よりも女性(43.2%)の方が多く、「在宅勤務が許可された」が男性(44.2%)と女性(23.4%)で大きく差がみられました。

3.コロナの影響で、通勤手段は変わりましたか。(単一回答)

通勤手段が「変わっていない(76.4%)」と答える人が全体の7割以上を占める結果となりました。

年代別で見ると、年代が上がるにつれて「変わった」が増える傾向が見られました。

4.(「変わった」と答えた方)どのような手段に変わりましたか。(複数回答)

通勤手段が「変わった」の中では、「自家用車(72.2%)」に変わったが圧倒的多数となりました。

実際にakippaの予約データでも、「通勤・通学」を目的とした予約は、緊急事態宣言直後の5月、東京都で4倍になるなど、車通勤の方の増加が見られました。

【調査概要】
調査主体:akippa株式会社
調査方法:メール配信
エリア:全国
対象:akippaユーザー 10代〜70代
有効回答数:946
男女比:男性 523人/女性 414人/その他 1人/回答しない 8人
調査期間:2020年9月19日(土)〜23日(水)

アンケート結果データの引用、転載に際しては必ず「akippa株式会社調べ」と記載してください。