スマホからのネット利用者が7000万人突破、モバイル決済は倍増の2700万人に、SNSはインスタが23%増 ーニールセン調査(2018年)
(トラベルボイス 2019年5月22日)
https://www.travelvoice.jp/20190522-131440

スマホによるネット利用者が7000万人を超えた! 2015年にパソコンを超えたスマホだが、パソコンを凌駕したようだ。
スマホからSNSアプリの利用トップは「Twitter」10%増3053万人。改めて「Twitter」の影響力を感じる。
モバイル決済が倍増し2704万人。「Rakuten Pay」1049万人、「PayPay」914万人がけん引しているという。
フードデリバリーなど新しい業態が今後も増加すると見られている。

【ポイント】
ニールセン デジタルのレポートによると、2018年第4四半期(10~12月)に、スマホからのネット利用者は月間平均7009万人となった。
前年同月比7%増と1ケタ成長にとどまったものの、7000万人を突破した。

スマホからSNSアプリの利用では「Twitter」が10%増の3053万人、「Instagram」が23%増の2233万人。
国内上位11社のモバイル決済サービスは倍増の2704万人となった。
なかでも、1049万人の「Rakuten Pay」や914万人の「PayPay」がけん引した。
フードデリバリーも急成長し、「出前館」、「Uber Eats」がそれぞれ373万人、80万人まで拡大している。

スマホの利用者数は7000万人を突破する一方で、伸長率は年々鈍化。2014年以降で初めて1ケタ成長にとどまったことから、今後増加は落ち着いていくと見ている。
2018年は市場浸透がひと段落し、モバイル決済やフードデリバリーなどオフラインでのサービス成長が顕著だった。
今後もさまざまなプラットフォームを横断した消費行動が増えていくため、事業者は常にトレンドを追いながら新カテゴリーの開拓や新規参入に対応していくことが求められると分析した。

レポートはPC版インターネット視聴率情報ニールセン ネットビュー(Nielsen NetView)、スマートフォン視聴率情報ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView)のデータをもとにしている。